すくぞう
博士!
わり算のやり方がわからないんだけど。
博士
小学校でかけ算の次につまずくところじゃな。
ゆっくり見ていくことにしよう。
わり算ってどういうの?
わり算は簡単にいうとかけ算の反対です。
5×6=30 で考えると
- 5×6=□ □をかけ算で求める
- 5×□=30 □をわり算で求める
という感じです。
5×□=30 を求めるときの式は、30÷5=□というふうになります。
わり算の解き方
30÷5 の解き方は、30が5×□なのかを考えます。
30は5×6なので、30÷5=6 になるというわけです。
割り算には2つの考え方がある
「24÷6」を考えてみましょう。
- 24の中に6がいくつ入っているか。(答え、4つ)
- 24を6等分した1つ分はいくつか。(答え、4つ)
図にするとこのようになります。
答えはどちらも「4」になるのですが、図が違いますよね。
これの区別がついていないと、割り算をうまく使うことができないので、しっかりと考えるようにしましょう。
時速の計算など、割合でわからなくなっている人は、この違いがわからない人が多いです。
練習問題
30÷6=5 (6×5=30)
答え、5グループ
8÷4=2 (4×2=8)
答え、2個
20m=2000cm
2000÷20=100 (20×100=2000)
答え、100個
あとがき
わり算はこれから中学、高校で習う数学で非常によく使います。
小学校のうちにできるようになっておきましょう。
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